こんにちは
メープルです。
年齢を重ねるとともに、
「テレビの音が聞こえづらい」
「会話が聞き取りにくい」といった
“聞こえの変化”を感じる方が増えてきます。
実はこの“難聴”、単に耳の問題ではなく、
脳や認知機能にまで影響を与える可能性が
あることをご存じですか?
今回は、”難聴”が脳に与える影響について、
お伝えします。
■ 難聴が「脳の働き」に影響する理由
”難聴”になると、
脳は“聞こえづらい音”を補おうとして、
他の認知機能に負担をかけるようになります。
たとえば、会話を聞き取るために
集中力を過度に使ってしまい、
記憶力や判断力が低下しやすくなるのです。
つまり、「聞こえない」ことが「考えられない」
「覚えられない」につながる
可能性があるということ。
■ 難聴と認知症リスクの関係
近年の研究では、
”難聴”のある人は、そうでない人に比べて
認知症のリスクが約2倍高いという
報告もあります。
音情報が脳に届かなくなることで、
脳の一部が“使われなくなる”ため、
脳の萎縮が進むともいわれています。
特に中等度以上の”難聴”がある場合は、
早めの対策が大切です。
■ 難聴を放置しないことが脳を守る
「年のせいだから」と”難聴”を我慢していると、
知らないうちに脳の健康を
損なってしまうかもしれません。
補聴器の活用や定期的な聴力チェックなど、
できることから始めてみましょう。
周囲との会話がスムーズになるだけでなく、
孤立感の予防や心の安定にもつながります。
■ まとめ
聞こえにくさは、
決して「耳だけの問題」ではありません。
脳の働きや心の健康とも深く関わっています。
人生100年時代。
これからの毎日を元気に楽しむために、
「聞こえ」にもぜひ目を向けてみてくださいね。
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