こんにちは
メープルです。
介護は「誰かのために尽くす」尊い行為ですが、
そのぶん自分の心と体がすり減っていく
ことも少なくありません。
特に在宅介護や長期介護では、
介護する側のメンタルケアがとても重要です。
今回は「介護する側の心のケア」について、
4つの視点からごお伝えします。
1. 介護疲れ・介護うつの兆候と対処法
知らず知らずのうちに現れる「介護疲れ」。
以下のような症状が出ていないか、
まずは自分をチェックしてみましょう。
• 眠れない・食欲がない
• 気分が落ち込みやすい
• 介護に対してイライラ・無力感が増す
• 趣味や外出への意欲がなくなる
こうした症状は「介護うつ」の
サインかもしれません。
気づいたら我慢せず、
医療機関や地域の相談窓口に
早めに相談することが大切です。
2. 家族との役割分担とトラブル回避
介護は一人で抱え込むには
あまりにも重すぎます。
同居していなくても、
家族間での役割分担は可能です。
例えば:
• 通院の付き添いは兄
• 金銭管理は妹
• 日々の介護は自分
というように、
「できる人が、できることを」を
前提に話し合いましょう。
介護方針の違いや不満が生まれたときは、
感情的にならず“相手の立場も尊重する”
姿勢がトラブル回避のカギです。
3. 介護者自身の時間を確保するコツ
「自分の時間なんて取れない…」という
声も多いですが、
“10分でも自分のための時間”を
意識的に作ることが重要です。
• デイサービスやショートステイを活用
• 家族や友人に数時間だけお願いする
• 音楽や読書、散歩など小さなリフレッシュ
ほんのわずかな息抜きが、
心の健康を守る大きな一歩になります。
4. 周囲に相談する大切さ(地域包括支援センターなど)
「誰に相談したらいいか分からない…」
という方には、
地域包括支援センターがおすすめです。
ここでは、介護の専門家(社会福祉士・保健師など)が
無料で相談にのってくれます。
• 利用できる介護サービスの紹介
• 家族との調整アドバイス
• 心の悩みへのサポート
「誰かに話すだけで楽になる」こともあります。
遠慮せず、一歩踏み出してみてください。
まとめ
介護は「がんばらないといけない」と
思いがちですが、
がんばりすぎない工夫が
長く続けるための秘訣です。
介護する側のあなた自身が、
笑顔でいられることが何より大切。
自分の心も、
どうか大切にしてくださいね。
コメント