こんにちは
メープルです。
今回は、日本と比べてちょっと気になる
「外国の介護施設」について紹介します。
高齢化が進んでいるのは日本だけではなく、
世界中で高齢者の暮らし方に注目が集まって
います。
では、海外ではどのような介護施設が
あるのでしょうか?
国ごとの特徴をのぞいてみましょう!
アメリカ:選択肢が豊富で「自立」を重視
アメリカの介護施設は、段階別にいろいろな
種類があります。
アシステッドリビング
自立して生活できるけれど、日常のサポート
が少し必要な人向け。
プライベートな部屋があり、自由度が高く、
レクリエーションも充実。
スキルド・ナーシング施設
医療・看護のサポートが
しっかり必要な人向け。
いわゆる「介護付き施設」
CCRC
元気なうちから入居し、介護が必要になっても
同じ敷地内で移動しながら対応できる
「終の住処」。人気です。
ポイント:自由とプライバシーを尊重しつつ、
必要に応じて手厚いケアを受けられるのが
特徴です。
スウェーデン:公的支援が手厚い
「在宅重視」モデル
北欧の福祉国家、スウェーデンでは
在宅介護が主流。
特別住宅
認知症の方や要介護度が
高い方のための施設。
少人数で家庭的な雰囲気を大事にしています。
ホームヘルプサービス
多くの高齢者は、自宅に住みながら
介護サービスを受けています。
行政の支援がしっかりしていて、
負担が少ないのが特徴。
ポイント:施設に入る前に、できるだけ
「自宅で暮らす」ことを支える制度が
整っています。
ドイツ:家族と社会が一緒に支える仕組み
ドイツでは介護保険制度が日本と似ており、
民間施設も多くあります。
アルテンハイム
比較的自立している高齢者向けの住宅。
サポートはあるが自由度が高い。
アルテンプフレーゲハイム
要介護者向けの介護施設。
医療体制も整っており、24時間対応。
ポイント:家族による介護もまだ多く、
訪問介護サービスとの併用が一般的。
オーストラリア:文化的多様性に配慮した
施設が充実
多民族国家であるオーストラリアでは、
高齢者の文化や宗教に配慮した施設も多い。
高齢者施設
軽度~重度の要介護者向けで、
政府の補助が手厚い。
リタイアメントビレッジ
元気な高齢者が暮らす
「高齢者用マンション」。
自由でコミュ二ティも充実。
ポイント:言語や宗教に対応した
多様なサービスがあるのが特徴。
他にも、認知症の人が住む街があるとして
知られているオランダのアムステル郊外の
「ホグウェイ」は1.5ヘクタールの敷地に
カフェ、スーパーマーケット、映画館、
広場など、日常生活に必要な施設が
街のように配置されています。
24時間体制で見守りが必要な
認知症患者が、安心して自由に生活できる
環境を提供しています。
この施設は、認知症患者が「普通の日常」を
送れるようにすることをコンセプト
にしており、世界中から注目を集めています。
まとめ:世界の介護は「自由と尊厳」
がキーワード
国によって介護の仕組みや考え方は
さまざまですが、共通しているのは
「自分らしく生きる」という視点。
日本もこらから、もっと選べる
介護スタイルが広がっていくかも
しれませんね。
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