こんにちは
メープルです。
年齢や体調の変化とともに、
思いどおりにいかないことが増えてきたと
感じる方も多いのではないしょうか。
最近、「ちょっとしたことでイライラ
してしまう…」という声をよく耳にします。
実は、体調不良や身体の不自由さが、
心にもさまざまな影響を与えているんです。
今回はその「イライラ」から派生する現象
についてお伝えします。
1.周囲とのコミュニケーションがうまくいかなくなる
体が思うように動かないと、
つい苛立ってしまい、周囲の人に
当たってしまうことがあります。
「何度も同じこと言わせないで!」
「そんなこと、分かってる!」など、
気づかぬうちに、家族や介護者との関係に
すき間が生まれてしまうことがあります。
2.自尊心の低下
できていたことができなくなると、
「なんでこんなこともできないの?」
「もう自分はダメだ」と
感じてしまうことも。
この”できない自分”への苛立ちが積もると、
自己肯定感が下がり、気持ちが落ち込みがち
になります。
3.無気力・やる気の喪失
イライラが続くと、何に対してもやる気が
起きなくなってしまうことがあります。
楽しみにしていた趣味や日課も、
「面倒」「もういいや」と思ってしまい、
気力の低下に繋がります。
4.睡眠トラブル
怒りや不安の感情が強くなると、
眠れなくなることがあります。
寝つきが悪い、途中で目が覚める、
朝早く目覚めてしまう…
そんな日が続くと、体調もさらに悪化し、
悪循環に。
5.不安や孤独感の増加
体の不調が続くと、
「このままもっと悪くなるのでは?」
「誰も分かってくれない」といった
不安や孤独を感じやすくなります。
その感情がまたイライラの火種となり、
心のバランスを崩す原因に。
まとめ:イライラの奥にある気持ちに目を向けて
体調不良からくるイライラは、
決して「わがまま」や「性格の問題」
ではありません。
その奥には、「思うように動けない
もどかしさ」や「誰かに分かってほしい」
という気持ちが隠れていることが多いのです。
もし身近にイライラしている人がいたら、
少しだけ立ち止まって
「今、何に困っているんだろう?」と
寄り添ってみてください。
そして、自分自身がその立場にあるときは、
「イライラすることもある」と
自分を責め過ぎず、できる範囲で
心と体をいたわっていきましょう。
体の変化と心の変化は、
密接につながっています。
どちらも大切にしながら、穏やかな毎日を
過ごせるよう心がけていきたいですね。
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